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ゴルフ上達法(クラブ編) スイングの善し悪しもグリップで決まります。 ショットで、狙った所へボールが行きますか? グリップがスクエアに装着されていないとある程度のスコアは出ますが、 そこから先へは進めません。もっと上を目指して!
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左の表はクラブが 一度左右にブレた時の距離です。 たった1度クラブの向きが狂ってもこれだけのブレがでます。 おそらくスクエアに入れられていないグリップによる角度は1度以上でしょう。 仮に3度フックにグリップが装着されていれば、単純に計算しますと3倍もの方向のブレが出ます。 それが5度以上歪んで入ってるのってざらにありますよ。 (60ヤードのアプローチでグリーン中央を狙っているのに左端にしか 乗らないとか、もち球がドローだと思っている人で叩くと、フックとかね!) 一度ためしにあなたのお使いのクラブがどの様な状態なのかチェックして みませんか? きっとスコアアップのお役に立てると思います。 |
まずグリップのチェックをして見ましょう。
アイアンクラブ編 | |
①まず、床に十字の線のある所に立ち(図を参照)、クラブ(アイアンの方が良いでしょう)のヘッドを天井の方へ上げてクラブを持ち、目をつぶり神経を集中し左手でグリップを軽く握り、右手でクラブを回します。 この時凸部分が判ると思います。 手の中で一番しっくりと馴染む所で両手で打つ状態でグリップを握りゆっくりと床の所へ降ろします。 (手首を動かさないで!目を閉じたまま!) |
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クラブが下に着き、そして目を開きフェースの向きを見ます。 このとき、アイアンフェースのコアリングの一番下の線がラインに平行ならば、そのクラブはスクエアに調整されています。 (この状態になっているクラブは少ないですが。) スクェアならば問題ありませんが、 もしどちらかに向いていたら(左を向いている方が多いと思いますが)スコアアップのカギはそこにあります |
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ウッドクラブ編 | |
ウッドクラブの場合もほぼ同じようにしてグリップの状態がわかります. 上記①の状態からクラブをソールしグリップを緩めヘッドがそのままの状態であればいい状態です。 (グリップを握るとフェースアングルが変わってしまうものは、正しくグリップが装着されてません。) 理想的なフェイスアングルは No1ウッド(ドライバー)で0.5度フック No3ウッド(スプーン)でスクエア No4ウッド(バッフィー)でややオープン No5ウッド(クリーク)~オープン となります。 これは、ロフト角が大きくなると左方向に行くために、クラブで修正してあるためです。 |
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パター編 | |
パターの場合も同じく目を閉じて、両親指の指で平らな位置を合わせグリップを握ります。 そして静かに下ろします。 |
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目を開けてフェースがオープン気味ならグリップはスクエアなのです。 ?と思われる方が多いのではないでしょうか? まずは下の写真と説明をご覧ください。 オフセット角が強いほど角度は大きく開きます。 |
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そしてパターヘッドを左に持って行くとかかと線上でパターフェイスはスクエアの線に合います。 | |
そして、体を合わせればパターのスタンスができます。 (このときの体重はかかと部分にかかります。) このアドレスですと、パターでダブリは出ませんし、フォローが楽に取れます。 パターの位置が体の中心と考えられてる方は下の説明をお読みください。 又、パターのフェース面がボールのヒット時スクエアになっているかを調べるには、アドレスして目を閉じて10回ストロークし、ヘッドをソールして静かに目を開けてフェースの向きをチェックしてください。 フェースがスクエアであれば、OKですが、 この時にフェースが開いていれば、アドレス・グリップ・ボールの位置を見直してください。(ここにパターの上達方があります。) |
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オフセット角 まず、パターヘッドとシャフトは90度で繋がれてないのです。 フェース面よりもかなりグリップは後ろになります。 (パターヘッドから垂直に上げた線とシャフトの間の角度をオフセット角といいます。) ??と思われる方は、シャフトを垂直にした状態で構えるとボールの位置は 真ん中になります。その状態で目を閉じパターストロークを10回位して元の構えた位置にもどし目を開ければ、フェースはどちらを向いてますか? オープンになっていませんか。 ロングパターが狙ったラインより右にでる原因です。 又、オフセット角が大きいと右に押し出し、小さいと左に引っ掛け易くなります。 ロングパターが右に出て、ショートパターは引っ掛ける方は グリップ・オフセットの調整が必要です。 |
アイアンクラブでグリップがスクエアに装着されていないと!
フェイス面が左を向いている場合(クローズになっている)
①左脇を開くとフェイス面はスクエアになりますが、ボールをヒットした時フェイスは左を向いているので、ドローからフックの球筋となります。
②アドレス時のボールの位置は、基本的には左かかと線上ですが、フェイス面に合わせるとボールの位 置が右に移動し、スムーズにウェートシフトが行われるとボールはプッシュアウト
(まっすぐ右方向 )になる。
③方向を良くしようとボールを打つには、ウェートシフトがスムーズに行えずに、フィニッシュでは右足に体重が残ったままとなる。(俗に云われる明治の大砲)
④ヘッドの抜けが悪く手首を痛める。 (腱鞘炎)
⑤ハイフィニッシュができない。(きれいなスイングにならない)⑥飛距離が出ない
⑥弾道が高い。球に力強さがない。
フェイス面が右を向いている場合(開いている・オープンになっている場合)
①絶えずボールはフェードか少し軽く振るとスライスで打球感が悪い
②叩いても飛距離が出ない
③セットの中にあるとそのクラブだけペチャッといった音がして距離が出ない
④真直ぐ打とうとすると右足にウェートが残りボールは高いし方向が不安定
などの問題が起こります。
以上は、主にアイアンクラブに於いてですが、いかがですか。
当店にご来店のお客様でライ角度が悪いので(アッップライト過ぎる)左に引っ掛ける、と云って来られるお客様の大多数の方が、グリップがフックに取り付けられている。
そしてソールを見るとアップライトでは付く筈のないトゥ(クラブの先)の方に傷が付いている、そうしてグリップの説明をしてやっとライ角でなく、グリップが原因だと解っていただきグリップを調整後、ショット及びスコアも良くなり大変喜ばれています。
いくら正しくライ・ロフト角が調整されていてもグリップが正しく装着されていなければ、そのクラブの良さは発揮されないばかりでなく、スイングも狂ってしまいます。
又、グリップの太さについても男性の手の大きさはグローブのサイズで21センチから27センチまであるにも関わらず、一般市販クラブのグリップの太さは23-24センチを標準とした太さのみであります。
やはり手の大きい方には太い目のグリップが、又手の小さめの方には細めのグリップが必要であります。
どうですか、グリップで球筋も変われば、スイングも変わります。良いスイング、きれいなスイングを身に付けるには、グリップが正しく装着されている事が、いかに大切か、ご理解いただけましたか。
もしご自分でグリップを取り替えられる場合は、丸(ラウンド)のグリップをお薦めいたします。
長くゴルフをされてる方でも、なかなかグリップがスクエアに入っていると分かる方は少なです。
又、「長年の癖でどうしてもボールを右側に置いて打つ!」と云う方はご相談ください。
この場合グリップをネジル角度が全クラブを通じ一定でなくてはなりません。⇒全番手が同じ角度
(この方法はスクエアに入れてから一定の角度まで捻りますので、バラバラに角度を付けた入れ方とは違います。)
ゴルフクラブ診断を無料でいたしております。
この機会に一度チェックなされてはいかがですか?
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